お中元を直接受け取ったんだけど・・・
- 直接お礼を伝えたときもお礼状っているの?
- 手渡しでお中元を貰った時の正しいマナーを知りたい
会社の取引先の方がお中元を持参されたり、親戚などから直接お中元を頂戴することってありますよね。お中元をいただいたらお礼状を出すのがマナーとは言いますが、直接お礼を伝えているとき、改めてお礼状を出す必要はあるのでしょうか。ビジネスでのやり取りは特に失敗したくないもの。今回はお中元を直接もらったときのお礼状のマナーについてご紹介します。
お中元のお礼を直接伝えたときのお礼状は?
先方がお中元を持参され、直接いただく時はたいてい「ご丁寧にありがとうございます」や「いつもありがとうございます」とお礼を述べられると思います。
気心の知れている友人や親せきであればあえてお礼状を出さなくても良いですが、目上の方やお世話になった先生などには改めてお礼状を出すとより丁寧です。
ビジネス上のお付き合いの場合、もしあなたが社長などの会社の代表者で、相手方も代表取締役だった場合にはお礼状は出さなくても良いでしょう。このときに直接のお礼に加えて、お礼状を出しても決してマナー違反ではありません。とても丁寧な印象がありますので、今後のお付き合いを続けていくうえで相手方に好印象を持ってもらえるでしょう。
あなたが一社員の場合であれば相手が代表取締役であっても一社員であっても「会社宛て」か「社長宛て」に会社としてのお礼状を出すようにします。
お中元を直接もらったときのお礼状の書き方
御中元に対してのお礼状はハガキではなく、手紙に書いて封筒で送るとより丁寧ですが、はがきでも間違いではありません。宛名はビジネスの場合、「●●株式会社 御中」でもいいですし、「●●株式会社 代表取締役社長●●様」宛でも大丈夫です。あなたが代理で書くときには念のため、社長や上司に確認して書きましょう。
お中元のお礼状 ビジネス用の例文
ビジネス用のお礼状の例文をご紹介します。
※適宜文面は変えて使ってください。
拝啓
酷暑の候、貴社におかれましてはますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます。
このたびは結構なお品物を頂戴いたしまして、誠に有難うございます。
●●株式会社様におかれましては日頃から力強いご尽力を賜りまして大変心強く思っております。これからも変わらぬお付き合いのほど何卒宜しくお願い申し上げます。
暑さはこれからが本番となります。皆様体調など崩されませぬようどうぞご自愛くださいませ。
略儀ながら書中をもちまして御礼かたがたご挨拶申し上げます。
敬具
平成 ●年●月 盛夏
株式会社▲▲ 代表取締役 ▲▲
それ以外のお礼状の例文については下記のリンク先を参考になさってくださいね。
お中元のお礼状のマナー
お中元のお礼状を書くときのポイントをまとめます。
- お礼状はなるべく早く出す
御中元のお礼は良い印象を残すためにもなるべく早く出すようにしましょう。送る時期はお中元をいただいたらその日のうちに出すか、遅くとも翌日中には出しましょう。
- ビジネスのお礼状は社長名で
お中元のお礼状を書くときはたとえ一社員が代理で書くとしても「社長名」で出します。お中元を沢山の取引先からいただいて多くの取引先にお礼状を出す場合にはパソコンなどで印刷しても良いですが、手書きで書くとベストです。
- 最後に季節を表す言葉を
例文でご紹介した「盛夏」とは7月を表す言葉です。関西地方などではお中元のやりとりが8月にかかることがありますので、その際は8月を表す「晩夏、立秋、葉月」などを使いましょう。
今年のお中元ギフトのトレンド・おすすめ
お中元のお返しは相手に頂いた金額と同額程度のお品物を送るのがマナーです。
人気の定番ギフトやお中元のランキングをチェックして、相手に喜んでもらえるお返しを贈りましょう。
>>3000円未満で選ぶ【楽天】
>>3000円~4000円未満で選ぶ【楽天】
>>4000円~5000円未満で選ぶ【楽天】
>>5000円以上で選ぶ【楽天】
まとめ
お中元のお礼はたとえ直接お礼を伝えたとしても書面でお礼を述べるのが正式なマナーです。電話やメールなどでのお礼は「略式」であると心得、今後も取引先の会社と良い関係を築いていきましょう。
コメント