- 正しい餌のあげ方が知りたい
- 量はどのくらいあげたらいいの?
夏には自分でカブトムシを捕まえたりお店で購入したりしておうちで飼育する方も多いのではないでしょうか。今回はカブトムシの餌の正しいやり方や適切な量、えさの交換の目安についてご紹介します。
カブトムシの餌のあげ方
かぶと虫の餌というと昆虫ゼリーが一般的かと思います。昆虫ゼリーは小さなカップに入っていますが、カップから出さずに虫かごに入れておきましょう。
カップから出してしまうと土が付いたりハエがついてしまったりして不衛生になります。
ただ、ゼリーの量が減ってくるとかぶと虫のオスの場合、角が邪魔をしてしまい食べづらくなりますので、容器の下の方をつぶしてあげたりしてゼリーが食べやすいようにしてあげましょう。
残り少なくなったら平らなお皿などに移したり、木の枝などに塗ってあげてください。多少であれば土がついてしまっても上手に食べてくれますが、たくさん土がついて汚れてしまったら新しいエサに取り換えてあげるようにしましょう。
カブトムシの餌の量
カブトムシは大きいのでかなりの大食いです。1日にゼリーを1~2個ぺろりと食べてしまうこともありますので、こまめに様子を観察して切らさないようにしてあげましょう。
ちなみにカブトムシとともに人気のあるクワガタは少しずつゆっくりとエサを食べる生き物です。
カブトムシが餌を食べない時は?
カブトムシは大食漢とはいえ、あまり食べてくれない時もあります。体力が衰えていたり気温の低い日だと食欲が落ちることもありますので、適切な気候(気温25~30度、直射日光が当たらない)になっているかどうかチェックしてみてください。
また、もしかするとエサの味が気に入らないのかもしれません。そのような場合には違う種類のエサを入れてあげて食べ具合が変化しないか観察してみましょう。
2~3種類入れてあげると分かりやすいです。
オスよりもメスの方が良く食べますので、オスがあまり食べない時はそれほど気にする必要はありません。最悪1~2日なら何も食べなくても死ぬことはありませんので、気長に観察してみてください。
カブトムシの餌の交換の目安
えさを取り換えるときの時期ですが、昆虫用ゼリーは腐りにくいので、食べ残しがあっても毎日交換する必要はありません。2日に1回か3日に1回交換してあげるようにしましょう。
カブトムシは夜行性なので、夜に餌を交換しようとすると外に飛んで行ってしまったりすることがあります。できれば餌は昼間の休んでいる時間帯に取り換えてあげると良いでしょう。
餌に土やおがくずがついてしまった場合には取り除いてそのまま使えますが、土が取り切れないくらいに汚れてしまったら交換してあげましょう。
餌が倒れて土についてしまった場合は汚れた土が腐ってしまったり嫌な臭いを発する場合がありますので、ゼリーとともに土も取り除きます。
カブトムシの餌でゼリー以外にあげてもいいものは?
昆虫用のゼリーが亡くなってしまったときはリンゴやバナナなどの栄養価の高い果物をあげると良いでしょう。スイカやキュウリなどは水分が多く栄養価もそんなに高くないため、下痢になってしまったりとカブトムシの餌には向きません。
ただし、リンゴやバナナは栄養価も高く糖度も高いので虫がつきやすく、腐りやすい果物です。新鮮なものを小分けにして与えたり、残ったものは半日~1日程度で新しいものに取り換えてあげましょう。
ちなみに昆虫用ゼリーは9月に入るとほとんどのお店で売り切れになってしまいますので、ゼリーで育てたい場合には買いだめをしておきましょう。
まとめ
せっかく大きくて立派なカブトムシをゲットしたら元気に長生きさせたいですよね。長生きさせるコツは餌と環境です。餌はなるべく新鮮なものを、虫かごが汚れてしまったらこまめに掃除して大切に育ててあげましょうね。
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