子供のために甘くておいしい焼き芋を作ってあげたい!
- 甘さを最大限に引き出す方法は?
- 簡単に美味しく作る方法は?
食欲の秋。秋の味覚といえばさつまいもを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ほくほくっとした自然の甘みが感じられる焼き芋はさつまいもの代表的な調理法ですね。でもお店で買うようなほんのり甘い焼き芋を自宅で作るのは至難の業。
・・・なんて感じていませんか?今回はサツマイモを甘くする焼き芋の作り方、甘いサツマイモの見分け方についてご紹介します。
さつまいもを甘くする方法
さつまいもの甘み成分はショ糖や麦芽糖などの「糖」による甘さです。焼き芋が甘いのはこの甘み成分が加熱することにより十分引き出されているためです。でもただ単純に加熱すればいいというわけではなく、甘みを最大限引き出すためには急激に加熱するのではなく、時間をかけてゆっくり加熱する必要があります。そのため、電子レンジで急速に加熱した場合はあまり甘くないさつまいもになってしまうんですね。
さつまいもの甘味成分を十分に引き出すためには?
さつまいもの甘み成分は中心温度が70度で最も活発に生成されるようになると言われています。熱した石の間に入れて焼き上げる「石焼き芋」はまさにこの70度に近い温度でゆっくりじっくり加熱されているためとっても甘く感じるのです。自宅で石焼き芋を作るのは難しいですが、お店で買う焼き芋に近い甘みを引き出すことは家庭でも簡単にできるのです。その方法をご紹介しますね^^
焼き芋の簡単な作り方
さつまいもの甘さを引き出す美味しい焼き芋の作り方をご紹介します。
自宅にある調理器具で石焼き芋に一番近い状態を作り出せる道具が「オーブントースター」です。しかも作り方は超簡単!
洗ったさつまいもをそのままオーブントースターに入れて30分ほど加熱するだけ。ちょっと時間はかかりますが、さつまいもをそのまま入れてタイマーを回すだけなのでとっても簡単です。中までしっかり火が通るように、ワット数が調節できるトースターであれば500ワットくらいにしておくと良いでしょう。それ以上高いと焦げる可能性がありますので、アルミホイルを巻いておくと安心です。我が家のトースターの場合、1000wと300wにしか調整できなかったので、300wで焼いて、40~50分くらいかかりました。直径4cmくらいの小ぶりのサツマイモでこれくらいの時間がかかりましたので、大きいものだと1時間近くかかるかもしれません。でも出来上がった焼き芋は電子レンジでチンしたものとは比べ物にならないくらい甘くておいしくなりますので、甘い焼き芋をおうちで楽しみたいという方はぜひ試してみてくださいね。
さつまいもの甘いものの見分け方
最後に甘いさつまいもを見分ける方法をご紹介します。
- さつまいもの切り口が黄色いもの、黒くなっているもの
さつまいもは黄色が濃い方が甘いです。スーパーなどで売っているものは切り口の黄色が見えないものが多いので黒ずんでいるものを探しましょう。これは切り口から甘い蜜が出て固まった証拠です。それが甘いさつまいものしるしなんですね。
- 表面が綺麗なもの
さつまいもの表面がデコボコしていたり芽が出ているものは芽の方に栄養分が奪われ、中身は繊維質が多くパサパサして美味しくありません。できるだけ表面が綺麗なぷくっと大きいものを選びましょう。
- 12月ごろのさつまいもが一番甘い
さつまいもは9月ごろからたくさん収穫され、市場に出回ってきますが、そのころのさつまいもは熟成が進んでおらずあまり甘くありません。収穫してから3か月ほど経った12月ごろから甘みが増してきますので、12月に以降にさつまいもを探してみると良いでしょう。
まとめ
秋の美味しいさつまいもは繊維質も豊富で便秘解消や美容にも非常に有効と言われています。ぜひ美味しいさつまいもで心も体も満足したいものですね。
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