- 年賀状が宛先不在で戻ってきちゃった!
- 寒中見舞いを送りたいけどどうやって書けばいい?
- 寒中見舞いを送る時のマナーや決まりは?
そんなときは年賀状を新たに書き直して出す方が多いと思いますが、年賀状は1月10日すぎなどかなり遅れて戻ってくることもあります。
そんな時に便利なのが寒中見舞いでご挨拶をすることですが、文面をどうすればいいのか悩んでしまうことってありますよね。
今回は年賀状が宛先不明で戻ってきた時の寒中見舞いの例文とマナーについてご紹介します。
年賀状が宛先不明で戻ってきた時の寒中見舞いの例文
年賀状を出したのにあて先不明で年賀状が帰ってきてしまった場合、年賀状が送れなかった旨のお詫びを伝えたい場合があると思います。
早速ですが、あて先不明で年賀状が返ってきてしまったときに出す寒中見舞いの文例をいくつかご紹介しますね。
寒中お見舞い申し上げます
新年のご挨拶状を頂きながらご挨拶が遅れてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
寒い日が続いておりますので、どうか風邪などお召しになりませんようにご自愛くださいませ。
本年も変わらぬお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。
平成●年●月(←漢数字で記載)
こちらはさらっとお詫びを添えて、通常の文言で寒中見舞いを出す場合の文例です。
年賀状が送れなかったとなるとどうしても「こちらは忘れずに出したんだけど、あて先不明だったから届けられなかったんだよ」と言いたくなりますが、うまく書かないと相手方に「自分が新住所を知らせなかったから悪いとでもいいたいのか!」と最悪な捉えられ方をしてしまう可能性もあります。
特に「年賀状を出したけどあて先不明だった」ということは書かなくてもお詫び文を添えれば最低限のマナーは守られているといえますので、上司や目上の方に送るときには上記のような文言がおすすめです。
やんわりと宛先不明で送れなかった旨を伝えたい時
友人や同僚などそこまで気を使うこともない方に寒中見舞いを書くときには軽く「宛先不明で届けられなかったんだよ」とお伝えしても良いでしょう。
寒中お見舞い申し上げます
新年早々に年賀状をいただきありがとうございました。
お引っ越しなさったとは気付かずにご挨拶が遅れてしまい、誠に申し訳ございません。
寒い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
こちらは例年と変わらずのんびりしたお正月を過ごしました。
寒い日が続いておりますのでどうかご自愛ください。
今年もよろしくお願い申し上げます。
平成●年●月(←漢数字で記載)
上記のような文言にすればかなりさらっと伝えることができますし、相手方もそんなに嫌な思いをすることなく、年賀状が来なかった旨を知ることができるでしょう。
寒中見舞いのマナー
寒中見舞いを送る時には以下の決まりごとに注意しながら作成するようにしましょう。
- 松の内以降2月4日までに相手に届くように送る(松の内は地域によって1月7日の場合と1月15日の場合があります。)
- 年賀はがきは使用しない
- 切手を貼る時は通常の切手でOK
- 年賀状に載せるような干支やのイラストなどは載せない
年賀状用に購入した年賀ハガキが余っている場合はなんとかしてハガキを使いたいと思われるかもしれませんが、寒中見舞いに年賀はがきを使用することはできません。
また、寒中見舞いは単なる挨拶状ですので、相手方が喪中であっても弔事用切手は使用しません。
ちなみに相手が喪中で寒中見舞いを送りたいときの例文やマナーはこちらの記事にまとめています。
余った年賀状がある場合には切手や通常ハガキなどと交換ができるので、白いハガキと切手を買えば、寒中見舞いに使うことができます。
年賀状の交換については下記の記事でまとめていますので、参考になさってくださいね。
※リンク先は去年の年賀状~というタイトルになっていますが、今年の年賀状に関しても同じ内容となります。
白紙のハガキを使うときは印刷する手間は発生してしまいますが、大抵は年賀状を自作するときの年賀状アプリなどで寒中見舞いのサンプルも有りますので、活用してみてくださいね。
まとめ
年賀状が宛先不明で返却されてしまった場合は寒中見舞いでお詫びと新年のご挨拶をするのが良いでしょう。
年賀状が間に合うのであれば年賀状を出してももちろん良いですが、「年賀状の時期は終わったのに今更宛先不在で戻ってきた!」とか「年賀状を改めて出すのは縁起が悪い」とお考えの方に寒中見舞いはとってもおすすめです。
今年もいい年でありますようお互いの幸せをお祈りしましょうね^^
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