- どうやって処分すればいいの?
女の子の成長を祝う雛祭りの雛人形。大切に飾った後はきちんと最後まで丁寧に扱って、さようならとありがとうを伝えたいですよね。今回の記事では雛人形やお雛様の台、付属の道具類を正しく処分する方法をお伝えします。
雛人形の処分方法は?
子供が大きくなったのでもう雛人形は使わないという場合、捨てるのはちょっと申し訳ない気持ちがしますよね。どのように処分するのが良いのでしょうか?今回は雛人形の処分の方法を3つご紹介します。
- 寄付する
養護施設や児童館、学校など子供が集まる施設に問い合わせてみると寄付させてくれる場合があります。また、市役所などに「不用品をあげます・譲ります」という掲示板が設置されている場合がありますので、そちらに広告を貼って個人のお宅に引き取ってもらうのも一つの手です。
実際私の家の近くの子ども家庭支援センターでは近所の方が寄付してくださったとても立派な7段飾りの雛人形があり、ひなまつりが近づくと入口に飾られます。普段なかなか目にする機会がないので、その堂々とした美しさにものすごく感動しました。もしお近くにそのような施設があればご相談されてみてはいかがでしょうか。きっと子供たちだけではなく大人の方にも喜ばれますよ。
- 売る
オークションやフリーマーケットで売るのも良いでしょう。ただし大きいものは送料の負担や配送の手間などがありますので、注意しましょうね。
- 神社で供養する
神社やお寺では「人形供養」を行っているところもあります。いつでも受付可能というところもあれば、年に一度の「供養祭」の時のみ受付するというところもありますので、注意してくださいね。
ちなみに東京では
- 渋谷区の明治神宮
- 府中市の慈恵院
- 大田区の本寿院
などで人形供養を行っております。ただ人形供養はほとんどの場合、無料ではなく「供養料」がかかります。多くは人形の大きさや箱に詰めたときの箱の大きさで料金が決まっており、大体のところが1体1000円~、ひと箱2000~5000円ほどかかるようになっています。神社やお寺によって金額はまちまちですので、電話等で聞いてみてくださいね。
実際に行けない場合は人形感謝(供養)代行サービスのように、郵送で供養の代行を受け付けてくれるところもあります。(各神社やお寺でも郵送で受け付けている場合があります。)郵送の場合は供養料のほかに配送料もかかる場合がほとんどですので、事前に確認してみてくださいね。
雛人形の台の処分の仕方
人形でしたら持ち運んだり郵送するのは比較的楽ですが、ひな壇の台はどのように処分すればよいのでしょうか。
基本的には台は自治体の取り決めに従って粗大ごみなどで処分します。ただ、どうしてもごみで捨てるのは忍びないという場合は先ほどの雛人形のように台も一緒に供養してもらえるところもあります。
ただし、人形の供養料とは別に処分料などがかかる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
雛人形の道具の処分の仕方
雛人形の道具や飾りもごみとして捨てても良いとされていますが、人形や台と同様に供養することもできます。下記のお寺だと人形や飾りも一緒に供養してもらえますし、郵送での受け付けも可能です。
↓
本光寺人形供養 ~雛人形・五月人形・ぬいぐるみ・だるま~
まとめ
ひな祭りに大事に飾っていた雛人形は、もし可能であれば御家族内で受け継いでいくのが良いと思います。でもどうしても手放さなければいけない時もあると思いますが、そんなときはぜひ今回の記事を参考になさってくださいね。
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