- エアコンの電気代を節約するにはどうしたらいい?
- 設定温度はどうしたらいいの?
家庭内の電気代の多くを占めるエアコン。電気代の節約にエアコンに目を向けるのは大正解なのですが、具体的にどんなことをしたらいいのでしょうか。今回はエアコンの電気代をトコトン節約する設定や方法についてまとめて12個ご紹介します。どれも簡単な方法なのでぜひ実践してみてくださいね^^
エアコンの電気の節約は積極的に!
エアコンは家庭内の中で冷蔵庫、照明、テレビに次ぐ消費電力の大きい電化製品です。エアコンの電気を意識的に節約することで家庭の電気代を大幅に節約することが出来ます。エアコンの電気代節約で効果的なものの一つがエアコンの設定温度なのですが、あなたはエアコンの正しい適正温度をご存知でしょうか?
エアコンの電気代節約には正しい設定を知ることが大事!
まずエアコンの電気代を節約するにはエアコンの正しい設定について知っておきましょう。
エアコンをトコトンお得に使う方法12選
1、エアコンの設定温度の目安
エアコンの設定温度は
- 冬は20℃
- 夏は28℃
にするよう環境省のホームページで勧められています。
エアコンの温度は冬は1度低め、夏は1度高めにすると「約10%の節電」になります。
具体的には冬の間はエアコンの温度を21℃から20℃に下げることによって約4か月で1100円(冬の間)の節約、夏の間は27℃から28℃に上げると約3ヶ月で700円(夏の間)お得になると言われています。目安の設定温度になっていない場合は今一度エアコンの温度を確認してみてください。
2、風量の設定は「自動」がおすすめ
現在のエアコンは温度センサーがしっかりしているため、よりよく省エネするための動きを自動で行うことが出来るようになっています。風量を手動で弱にしたり強にしたりするよりも「自動」設定でエアコンにお任せしたほうが効率よく部屋の温度を調節してくれます。
エアコンの電気代を節約する方法はまだまだあります
エアコンの電気代を節約する方法は他にもあります。
3、エアコンのスイッチは極力いじらない
エアコンが最も電気を使うのは使用開始直後です。エアコンのスイッチのオンオフを頻繁にいじると余計な電力を消費してしまいますので、電源の入り切り操作は最低限に抑えましょう。
4、長期間使わない時は電源を抜く
エアコンを使用する必要のない時期や旅行に行っている間など長時間エアコンを使わないときにはコンセントから電源を抜いておきましょう。待機電力も余計な電気代の原因になります。
5、扇風機と一緒に使う
エアコンは扇風機と併用すると暖房・冷房効率が上がります。冷房効率だけでなく暖房効率までアップするのがびっくりですよね。これは、温風や冷風が扇風機によって部屋の隅々まで届くため、室内の温度を素早く調整することが出来るためです。
6、カーテンで調節
夏の窓は思ったよりも暑く、冬の窓は冷たくなっています。そのため、エアコンを使うときはカーテンを閉めてエアコンを使うようにしましょう。ただ、冬の晴れている日の日中はカーテンを開けておいた方が太陽の光が入り込み室内が暖まりやすくなりますので天気や季節に応じてカーテンの開け閉めを行ってくださいね。
7、掃除をこまめに
フィルターが詰まると余計な電力を使うため、無駄な電気代がかかってしまいます。エアコンの冷房、暖房の性能も下がってしまいますので、最低でも月に1回は掃除するようにしましょう。
8、着るものや小物で調節
冬は洋服を1枚多くはおったり、家の中でも靴下を履く、ひざ掛けを使うなどすると体感温度が上昇し温かく感じます。夏は薄着になり、濡れタオルを首に巻いたり冷感シートをおでこに貼ったりすると体感温度が下がります。
9、風の向きを調節
温かい空気は上の方にたまりやすいため、冷房を使うときは風向きを上向きにすると効果的です。また、冬は逆に冷たい空気が下にたまりやすいので、風向きを下向きにしましょう。
10、不要な場所は閉める
エアコンを使う必要のない部屋や押し入れの仕切りやふすまはしっかり閉めておきましょう。
11、室外機の周りを綺麗に
エアコンの室外機はあまり見ないという人も多いと思いますが、節約するうえで室外機の扱いは非常に重要です。室外機の周りが草や物で覆われているとエアコンがムダに頑張って消費電力が大きくなってしまうため、室外機の周りには何も置かないようにしましょう。
12、室外機は日陰にする
室外機にとって直射日光は天敵です。日光によって室外機の温度が上がるとエアコン効率が悪くなってしまいます。すだれなどで日陰にしたり、室外機の周りに打ち水をしたりして周辺温度が上がらないようにすると効果的です。
※室外機の上に直接すだれを乗せたり、直接室外機に水をかけると故障の原因となりますので、絶対にやめましょう。
まとめ
夏や冬はエアコンの電気が家庭内の電気代の半分以上を占めることもあります。今回の記事を参考にぜひ積極的に節電に取り組んでみてくださいね。
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