- どうやって火を消せばいいの?
- みんなどうやって持って帰っているの?
楽しいバーベキューが終わった後の高熱の炭。あなたは正しい片付け方を知っていますか?今回はバーベキューが終わった後の炭の片付け方や安全で確実な火の消し方、正しい持ち帰り方についてご紹介します。
バーベキューの炭の片付け方
バーベキューの炭は会場に放置せず、必ず片づけて持ち帰りましょう。炭は木でできていますが、自然に返るには相当の時間がかかります。決して捨てたり埋めたりしないようにしましょう。
バーベキューの会場には専用の炭捨て場がある場合がありますので、あればそちらに捨てるようにします。もしなければ、次にお話する方法で安全に片付けを行うようにしてくださ
い。
炭の火の安全な消し方
炭の火を安全に消すには3通りのやり方があります。
※炭は赤い火が見えなくてもかなりの高温になっていることが多いので、常に軍手をしてトングを使うなど、安全には十分注意してくださいね。
- 1、炭を燃え尽きさせる
まず炭は燃え尽きさせてしまうのが、一番確実な方法です。そうすれば残るのは灰だけなので、片づけも楽に出来ます。でも、炭の量が多いとなかなか燃え尽きず、時間がかかることがあります。
- 2、火消し壷を使う
炭の火を消すためには専用の火消し壺を使うのが一番簡単です。火消し壺の中に炭を入れてフタをすれば自然に火が消え、水をかけなくて済むので安全です。火が消えた後の炭は再利用もできます。火消し壺は大体3000~5000円前後しますが、こちらの商品は税込1,771円(平成28年2月現在)で購入できるのでとてもリーズナブルです。↓
アルスター火消しつぼ M CAPTAIN STAG 木炭 バーベキュー【RCP】 |
3、水につけて消火する
金属製のバケツにたっぷりの水をくんでその中に炭を付ける方法です。大量に入れると水が沸騰して危ないので、小さいものから1個ずつ入れましょう。炭の中心まで火が消えるのには時間がかかるので、1時間ほど放置しておき、中を割って火が消えているか確かめましょう。
炭の火を消す時に絶対やってはいけないこと
- 炭に直接水をかける
バーベキューで使った炭はかなりの高温になっているため、水をかけると大量の水蒸気が発生し、やけどの恐れがあります。水はかけるのではなく、上記でお話したように「つける」ようにしましょう。
- 空き缶を使う
空き缶は意外と耐熱性がないため、変形したり穴が開いたりする恐れがあります。また、燃えやすいものがあると缶が燃えて危険ですので、やめましょう。
- プラスチック製のバケツを使う
先ほどお話したバケツを使う消火方法でプラスチック製のバケツを使用してしまうとバケツが溶けますので、使わないようにしましょう。
バーベキューの炭の持ち帰り方
バーベキューで使った炭の火が消えたら確実に火が消えているかを触って確認します。もし火が消えた後の炭を再利用しないのであれば、アルミホイルで包んだ状態で足で踏んで砕いて確認すると確実です。このときアルミホイルから炭が出てこないように注意しましょう。
炭と灰をすべてアルミホイルに包み、アルミホイルごとゴミ袋に入れて持ち帰ります。万が一のことがありますので、新聞紙など燃えやすいものは一緒にしないようにしましょう。
まとめ
バーベキュー会場に行くと炭が捨てられていることがあり、とても嫌な思いをすることがあります。バーベキューはただ楽しむだけではなく、ルールを守って気持ちよく楽しみたいものですね。
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