- お返しの金額はいくらがいいの?
- 初節句のお返しにぴったりな品物は?
男の子の初節句のお祝いに祖父母や義両親からお祝いをいただくことがあると思います。そんなときにお返しする内祝いの金額の相場、お返しはいつ渡す?おすすめの品物についてご紹介します。
初節句のお返しの金額はいくらが妥当?
まず初節句の内祝いの相場ですが、頂いた金額の1/2~1/3の金額でお返しするのがマナーです。1万円頂いたのであれば3000~5000円、5万円であれば15000~25000円、10万円頂いたのであれば30000円~50000円という具合です。ただ、祖父母や義両親からのお祝い金の場合、お返しを求めていない可能性もありますので、お祝いをいただいた際の会話のやり取りなどから気持ちを読み取りましょう。
また、そもそもですが、初節句のお祝いのお食事会などに祖父母や義両親が参加し、こちら側がお祝い膳をごちそうする場合には内祝いをお贈りする必要はありません。「何も渡さないのはちょっと…」という場合には柏餅やちまき、紅白餅などをおみやげとして渡すのも良いでしょう。
こどもの日のお祝いのお返しはいつ渡す?
後日内祝いをお贈りするときは1週間以内遅くとも2週間以内には送りましょう。また、内祝いを贈る場合も贈らない場合も「子供の写真」をプレゼントすると喜ばれます。初節句のお祝いで撮った写真を現像して手紙に同封したり、写真付きはがきにして、一言添えて贈りましょう。おじいちゃんおばあちゃんや親戚などの身内の方にとって子供の姿というのはいつ見ても飽きないものです。ぜひ送ってあげてくださいね。もし写真プリントの兼ね合いで遅くなってしまった場合にはお詫びの文章を添えておきましょう。
初節句のお返しのおすすめは?
初節句の内祝いを贈るなら消え物(食べ物)がおすすめです。これから子供の誕生日や七五三、入学卒業など、いろいろな場面でお祝いを頂戴することがありますので、残るものだとちょっと迷惑に感じられてしまう場合もあるからです。
食べ物はなるべく日持ちするものやなかなか普段は食べられない物がおすすめです。
内祝いにおすすめの品物
- 赤飯
お祝い事にかかせないのがお赤飯ですよね。炊飯器に入れて簡単に出来立てを食べられるタイプやレンジでチンするだけの手軽なものもあります。日持ちするところもいいですね。
- 焼き菓子
マドレーヌやクッキー、パウンドケーキなどがおすすめです。少しずつ食べられるように個包装のものが良いでしょう。
- 和菓子
洋菓子よりも和菓子がお好きな方におすすめです。どら焼きやおまんじゅうなどの詰め合わせはお茶請けにもピッタリです。
- ゼリー
なかなか食べられないようなちょっと贅沢なゼリーを選ぶのがおすすめです。洋菓子がお好きでないご年配の方でもゼリーなら食べられるという場合も多いです。
- フルーツ
お菓子などが苦手な方にはフルーツもおすすめです。季節感があるのがいいですね。化粧箱入りで特別感を出しましょう。
- 西京焼き
甘いもの全般が苦手な方にはおかずになる美味しい西京焼きの詰め合わせセットはいかがでしょうか。なかなか食べられないようなちょっと特別なものを探してみましょう。
- お漬物
ごはんのお供に欠かせないという方も多いはず。京都の優しい味のお漬物ならなんだか身体にも優しそうですよね。たくさんの種類があり、小分けされているものがおすすめです。
- 変わり種
ちょっとした変わり種としてはまた子供に会いに来てもらえるように新幹線や飛行機のチケット、翌月のお食事会へのお誘いなどで可愛いお孫さんに会いに来れる機会を作ってあげるのも良いでしょう。
内祝いの贈り方マナー
内祝いを贈るときは基本的に熨斗(のし)をかけます。熨斗の文言は上段に「内祝い」または「内祝」、下段には子供の名前を記入します。蝶結びの紅白の水引で用意しましょう。
まとめ
初節句を気持ちよく終わらせるためにお礼もしっかりしておきたいですよね。今回の記事を参考におじいちゃんおばあちゃんに喜ばれるお返しができますようお祈りしております。
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