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梅干しに白いのがついたらカビ?底に白いものや白い膜の正体と対処法

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家事
手作りで梅干しを漬けてるんだけど…

  • 何だか梅に白いものがついているんだけどこれってカビ?
  • もしカビだったら全部捨てなきゃいけないの?
  • なんとかならない?

大事に漬けていた梅干しに白いカビらしきものがついていたら「どうしよう!」と焦ってしまいますよね。
今回は手作り梅干しについた白いものの正体、カビだった場合の対処法と絶対にカビを発生させない対策4つについてご紹介します。

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梅干しに白いのがついたらカビ?こうやって見極める!

今年こそは梅干しを手作りしたい!

塩辛くしたりすっぱくしたり、少し甘くしたり。自分で作る手作りの梅干しは市販の物とは違って味の調節ができますし、愛着もわくのでとても美味しく感じるものです。
しかし梅干しを手作りするときには梅の管理方法などに注意しないとすぐにかびてしまうことがありますのでしっかり対策していきましょう。

梅干しの底に白いものがついてるのはカビ?

梅干しを自宅で付けているとろ梅に白いものがついていたりふよふよ浮いているのを見かけたり、底が白くなっていることがあります。
まずは形態別にその白いものの正体を解説していきます。※カビだった場合の詳しい対処法は次の章でまとめています。

  • 1、白くて硬い粒状のもの

触ってみると硬く白い粒は塩の可能性が高いです。瓶の底に白いものがついているときも、塩の結晶の可能性があります。

ただし、一緒に黒や緑のものが付いている場合にはカビの可能性もありますので、その場合はそっとカビを取り除きましょう。決して混ぜたりしてはいけません。
塩の場合にはとってしまうと傷みやすくなってしまいますので、出来るだけそのままにしておきます。

  • 2、白いふわふわしたもの

梅酢がにごり、白いふわふわした物が浮いている場合はカビの可能性が高いです。

見分けがつかないときは「お湯」につけてみましょう。

塩はお湯にとけますが、カビは溶けません。

カビだった場合でも取り除けば食べられますので、適切な方法で対処しましょう。

※対処法は次章でお伝えします。

  • 3、白い膜のようなもの

梅干しに白い膜のようなものが付いている場合もカビの可能性があります。白いふわふわしたカビと同様、適切な方法で取り除けば食べられますので、混ぜたりしないようにしましょう。

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梅干しのカビの対処法

梅干しがかびてしまったときの対処法を、梅干しの梅酢にカビが生えた場合と梅干し自体にカビが生えた場合の状況別にお伝えします。

梅干しの梅酢にカビが生えたときの対処法

  1. 梅を取り除き、梅酢は廃棄します。
  2. 容器や重しなどはしっかり洗って熱湯消毒します。
  3. 梅はホワイトリカ―か熱湯で良く洗い、半日ほど天日干ししたあと、新しい梅酢に漬け直します。

梅干しにカビが生えたときの対処法

  1. 梅を取り除きホワイトリカ―か熱湯で良く洗ったあと、半日~1日ほど天日干しします。
  2. 梅酢はふきんなどでこしてカビなどの異物を取り除いた後、ホーロー鍋などでしっかり煮立たせます。
  3. 梅酢が冷めたら天日干しをした梅を再び漬けます。

梅干しのカビの原因

梅干しにカビが生えてしまうのはいくつかの原因があります。その原因とともにカビの防止法について押さえておきましょう。

  • 1、無添加である

市販の梅干しには「塩分15%」などの減塩梅干しが売られていますので、手作りでもそのような梅干しを作りたいと思われるかもしれません。しかし市販の梅干しには防腐剤という添加物が使用されており、カビが生えにくい加工がされているのです。基本的に手作りの梅干しには添加物は加えませんので、市販のものに比べてカビが生える可能性が高いです。

  • 2、塩分濃度が低い

梅干しの基本的な塩分は18~19%と言われています。それ以上低い塩分で手作りをするとカビが生えやすくなりますので出来るだけ18%以上で漬けましょう。どうしても減塩の梅干しを作りたい場合には保管場所を冷蔵庫にしましょう。

  • 3、高温環境で保管した

梅干しは保存食とはいえ、つけている間は常に液体にさらされています。そこに夏の高温な環境が合わさることによってカビが好む環境が生まれてしまいます。心配な時には冷蔵庫などで保管するとカビの防止になります。

  • 4、容器などが汚れていた

梅干しを漬けるときに使う容器や重し、落し蓋などはしっかり洗い、熱湯消毒してから使いましょう。

  • 5、梅の実が梅干しづくりに適していないものだった

手作りで梅干しを作るときには梅を選ぶ段階から注意が必要です。梅は出来るだけ傷がついていないものを選びます。傷がついているとそこから腐敗しやすくなりますし、虫が入り込んでいる場合もあります。また梅の実は青梅よりも黄色く熟した完熟梅を使うことによってカビが生えにくく柔らかく浸かります。

梅干しのカビを防止する方法まとめ

  • 1、塩分濃度を適切に
  • 2、容器などは清潔に
  • 3、梅の実は完熟していて傷のついていないものを選ぶ
  • 4、高温多湿の環境に放置しない

以上のことに注意しながら美味しい梅干しを作りましょうね。

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