喪中はがきを書こうと思うんだけど・・・
- 故人が二人いるときの書き方は?
- 文例が知りたい
- 名前を書くときの順番は?
とても悲しいことですが、1年の間に2名以上のご親族がお亡くなりになられることもまれにあるものです。
そんなとき喪中はがきにはどのように記載したらいいのでしょうか。
今回は二人亡くなった場合の喪中はがきの書き方と文例、名前の順番についてご紹介します。
喪中はがきの書き方で二人死亡の場合は?
1年のうちにご家族の方が2名以上お亡くなりになられた場合でも必ず喪中にする必要はなく、誰が亡くなられたかによっては二人の名前を書かなくてよい場合もありますので、まずは喪中の範囲についておさらいしておきましょう。
基本的に配偶者や1親等と2親等にあたる
- 実夫実母
- 義父義母
- 子
- 兄弟姉妹
- 祖父母
が亡くなった場合には喪中はがきをだす方が多いですが、祖父母に関しては出さない人も多いです。
喪中はがきをだす範囲については正式な決まりはなく、喪中はがきの本来の意味である
「喪中のため、年賀状で新年のお祝いの挨拶は控えさせていただきます」
と思えるかどうかで2人連名にするかどうか判断しましょう。
喪中はがきに二人の名前を書くときの文例
喪中はがきに二人の故人の名前を書くと決まった時の例文をご紹介します。
※喪中はがきの続柄についてはこちらの記事を参考になさってくださいね。
喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます
本年●月に●(続柄) ▲▲(1人目の名前)(享年●歳)が
本年●月に●(続柄) ▲▲(2人目の名前)(享年●歳)が
他界いたしました
本年中の御厚情に深く御礼申し上げますとともに
明年も変わらぬご厚誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます
平成二十九年●月
喪中のため年頭のご挨拶を差し控えさせていただきます
本年●月に●(続柄) ▲▲(1人目の名前)が●歳にて
本年●月に●(続柄) ▲▲(2人目の名前)が●歳にて
永眠致しました
ここに生前のご厚情に深く感謝申し上げます
明年も変わらぬご厚誼のほど謹んでお願い申し上げます
平成二十九年●月
新年のご挨拶を申し上げるべきところではございますが
今年 ●月に●(続柄) ▲▲(1人目の名前)が
今年 ●月に●(続柄) ▲▲(2人目の名前)が
他界し喪中のため年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年中に賜りましたご厚情に感謝致しますと共に
時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます
平成二十九年●月
喪中はがきには故人の名前を書かない書式もあります。
喪中のため新年のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年中に賜りましたご厚情に厚く御礼申し上げます
皆様にとりまして明年がよき年となりますようお祈り申し上げます
平成二十九年●月
しっくりくるものをアレンジしながら使ってみてくださいね。
喪中はがきの二人の名前の順番は?
喪中はがきに故人の名前を書くとしたら、名前を書く順番についても悩みますよね。
たとえば男性と女性が亡くなった場合、男性が先なのか、夫側と妻側の親族が亡くなった場合、夫側が先なのか、年齢順に書くのかなど悩みどころですね。
でも実は喪中はがきの故人の名前を連名で出すときの順番はシンプルに
亡くなった順番でOKです。
男女や年齢などは関係ありませんのでお気になさらないでくださいね。
まとめ
ただでさえ喪中はがきは書くときに迷ってしまいますが、2名亡くなられた場合には余計に悩み事が増えますね。
でも意外と決まりごとを知っておくとシンプルなものですので、マナーのよい喪中はがきできちんと先方に喪中であることをお伝えしましょうね。
コメント