- 喪中ハガキの文例を教えてほしい
- 差出人はどうする?夫婦連名?家族全員?
今回は夫婦+子供(小学生1人)を持つ方の場合の、実の母が亡くなった時の喪中ハガキの文例をご紹介します。差出人の書き方にもマナーがありますので、間違えないようにしましょう。ご主人の実母が亡くなって「ご主人が喪中ハガキを出すケース」と奥様の実母が亡くなって「奥様が喪中ハガキを出すケース」、それぞれお話しますので、参考になさってくださいね。
喪中はがきで母が亡くなった時の文例を知りたい!
喪中ハガキってそうそう書く機会がないので、いざというときにどうやって書けばいいのか悩んでしまうことありますよね。早速ですが、お母様が亡くなられた場合の喪中ハガキの文例をいくつかご紹介します。
喪中のため年始のご挨拶は失礼させていただきます
●月に 母 ●●(お母様の下の名前)が ●歳にて永眠(他界)いたしました
本年中賜りましたご厚情感謝いたしますと共に
明年もかわらぬご指導とご交誼をお願い申し上げます
寒さ厳しき折、お身体ご自愛くださいますようお祈り申し上げます
平成●●年 ●月
本年も残り少なくなり、皆様も何かとお忙しいことと存じます。
このたび去る●月に母 ●●(お母様の下の名前)が亡くなり服喪中でございますので、念頭のご挨拶は控えさせていただきます。
皆様にはよき新年をお迎えくださいますよう心からお祈り申し上げます。
平成●●年 ●月
喪中ハガキの文面のポイントは
- 「拝啓、敬具」などの頭結語はつけない
- 「年賀」は使わない
- 「続柄」に注意
の3点です。続柄についても誰が差出人になるのかによってどのように書くのかが変わってきますので、注意してくださいね。
喪中はがきの続柄で母が亡くなったときは?
故人の続柄は「差出人の筆頭者から見た続柄」を書きます。そのため、夫婦の場合は基本的に夫から見た続柄を書くことになります。
ただ、
夫が喪中ハガキを出すケースで「夫の実の母」が亡くなった場合は「母 ●●(お母様の下の名前)」となり自然な言い回しになりますが、
妻が喪中ハガキを出すケースで「妻の実の母」が亡くなった時は夫から見た続柄を使うと「義母」になってしまいます。これだと奥様は「自分の母が亡くなったのに義母で出すなんてちょっと不思議・・・」と違和感を感じますよね。そんなときは「母 ●● ●●(フルネーム)」で書くようにすると奥様も違和感がないですし、夫婦で文言を書き換えなくても同じ文面が使えます。
喪中はがきの差出人で母が亡くなった場合子供の名前は?
実母が亡くなった時の喪中ハガキの差出人は基本的に夫婦連名とし、子供がいたとしても子供の名前は記入しません。ただし、喪中ハガキを出す相手が「妻の友人」や「子どもの学校の先生」などの場合は
- 妻の友人・・・差出人は妻一人
- 子供の学校の先生・・・差出人は家族全員の連名
としても良いでしょう。
まとめ
喪中ハガキはそう何度も出す機会はありませんので、いざというときにどう書けばいいのか迷ってしまいますよね。今回の文例を参考にきちんとマナーを守った喪中ハガキが出せるように準備しましょう。喪中ハガキは相手が年賀状を準備する前に出すと親切です。なるべく早めに準備しておきたいものですね。
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