冬になると突然やってくるバチッ！っといや～な静電気。特に車に乗る機会の多い方は車に乗るたびに静電気が来ないかと毎回不安になってはいないでしょうか？
そんな車に乗る機会の多いあなたにおすすめな静電気対策をお教えします。原因をきちんと理解して予防すれば静電気は怖くない！車の静電気対策に効く手袋とは？ゴム手袋ではないですよ～♪
車の静電気対策！簡単にできる方法は何？
車の静電気対策は「乗る」ときと「降りる」ときそれぞれに異なる方法があります。いくつか試してみてあなたに一番合った静電気対策を見つけてくださいね。
車に乗るとき
●キーなどの金属で先に車に触ってから乗る
キーなどの金属は静電気が発生しやすいです。車を手で触る前にキーなどの金属をドアノブにつけると静電気が発生し、金属が放電してくれますので、後で触った時に静電気は発生しません。
●地面に触ってから車に乗る
車に乗る前は先に地面を触ると身体にたまった電気が地面に流れて出ていってくれますので、静電気が起きなくなります。
●車のドアノブは「ばしっ」と触る
静電気は指先などの狭い面積のところからゆっくり発生すると一か所に電気が集まってバチッと痛くなります。そのため、ドアノブに触るときは指先から触るのではなく、手のひら全体でばしっと叩くようにドアノブに触ると静電気が起きなくなります。
車を降りるとき
●ドアのふちなどに触りながら下りる
ドアのふちなど、金属部分に手のひらで触りながら下りると静電気が起きなくなります。このときは必ず足を地面につける前にドアのふちやボディに触るようにしてください。先に地面に足をつけてしまうと静電気が発生してしまいます。
●ドアを閉めるときは窓ガラスを押すようにして閉める
ドアノブを触って閉めようとすると指とドアノブの間で静電気が起きやすくなります。手のひらで窓ガラスを押すようにして閉めると静電気が起きにくくなります。
静電気には手袋が効果あり？ゴムじゃなくても静電気を防げる素材があった！
ゴムでできた静電気を防げる手袋も売っていますが、ゴムは電気を通さないと知っているけど車に乗るのにゴム手袋はカッコ悪いですよねｗ
でも普段使う手袋をある素材にするだけで静電気を防ぐことが出来るんですよ。
静電気を防ぐおすすめの手袋
それは「革」素材の手袋です。実は革も電気を通しません。
車に乗る前に革の手袋をしてドアノブに触ってみてください。静電気が起きません。恐る恐るゆっくり触ると静電気は起きやすいので、革の手袋をしながら「ばしっ」とドアノブに触ってくださいね。
※薄手の革手袋や革の素材によっては静電気が発生してしまう場合があります。
静電気が車で起こる原因は？原因をしってしっかり対策
そもそも車で静電気が起きやすい原因は何なのでしょうか。原因をきちんと分かったうえで車に乗ると静電気がより起きにくくなりますよ。
静電気はなぜ起こる？
静電気は「摩擦」と「乾燥」によって発生します。「摩擦」は電気を発生させます。下敷きで髪の毛をこすると静電気が発生するのはこのためです。
また、夏に静電気が発生しにくいのは、夏は湿気が多く空気中に水分を多く含んでいるためです。水は電気を通しますので、夏は電気が常に空気中に放電されます。逆に空気の乾燥する冬に静電気が発生しやすいのは空気中の水分量が少なくなってしまっているからなんですね。
車で静電気が発生しやすい原因
車のドアノブは静電気をためやすい金属でできています。冬は乾燥により空気中人放電しにくいため、金属部分にどんどん電気が溜まっていきます。そのため、冬にドアノブに触ると静電気が発生しやすくなります。
また、降りるときに静電気が発生するのは運転中に服と車のシートがこすれて静電気が発生し、溜まってしまうためです。
冬の衣服は電気を溜めやすいナイロンやポリエチレンなどの素材でできていることが多いため、より静電気が起きやすいのです。
静電気が発生しにくい衣服
車に乗るときは静電気の起きにくい綿素材の衣服がおすすめです。厚手のダウンの下には長袖の綿のTシャツを着ておくとよいでしょう。
また、洗濯の時に使う柔軟仕上げ剤には陽イオン系界面活性剤というものが含まれ、静電気を逃がしやすい性質があります。冬に洗濯をするときはできるだけ柔軟剤も併用するようにしましょう。
まとめ
冬になると多い静電気は原因をしっかり理解すれば防ぐことができます。
きちんと静電気対策をしていや～な季節を乗り切りましょうね。
コメント