今年の12月に親戚が亡くなったんだけど・・・
- 喪中はがきは必要?
- 今から出すのはもう遅い?
- 年明けに年賀状が届いてしまったらどうしたらいい?
12月のお忙しい中、御家族がご逝去されたということでとてもあわただしい毎日を過ごされていると思います。
そろそろ年賀状の準備…と思っていたところ親戚などが亡くなると代わりに「喪中はがきを準備しなきゃ!」と思いますよね。でも12月に入ってから出すのではもう遅い?と悩まれている方も多いと思います。
今回は12月に近親者が亡くなった場合の喪中はがきの準備について、12月に出すのはもう遅いのか、一体どうしたらいいのか?年明けに年賀状が届いてしまった場合はどう対処すればいいのかについてご紹介します。
喪中はがきで12月に亡くなった場合はどうする?
12月に親戚などが亡くなられた場合、喪中はがきを出すかどうかとても悩みますよね。
喪中はがきは別名「年賀欠礼状」といいますので、「自分が年賀状を出すのは控えます」という旨を先方に伝えるためのお知らせのはがきとなります。
相手に「家族が死亡して今喪中だから年賀状を送らないでね」と伝えるためのはがきではないので、
12月に喪中はがきを送っても問題はありません。
・・・が、12月に喪中はがきを受け取られた側の気持ちからすると
「えっ!今喪中はがきが届いたんだけどもう年賀状の準備しちゃったよ…年賀状むだになっちゃうな…この年賀状どうしよう…」
と困らせてしまうかもしれませんので、
相手の気持ちを考えると、今年は喪中はがきをだすのは見送られた方が良いでしょう。
喪中はがきは12月ではもう遅い…
喪中はがきを12月に準備するとなると先方も年賀状の準備が済んでいる方も多いですし、やはり時期的に遅いということになってしまいます。
あなたも12月の年の瀬に葬儀などの準備をとなると忙しいと思いますので、葬儀の準備と喪中はがきの準備が重なるととても大変です。
年賀状の準備が済んでしまっていても今年は年賀状を送るのは控えるようにし、年明けに寒中見舞いでご挨拶をしておくと良いでしょう。
寒中見舞いは1月7日の松の内が明けてから2月4日の立春までに先方に送るルールとなっていますので、年明けの少し落ち着いた頃に準備に取り掛かることが出来ます。
12月に近親者が亡くなった時には喪中はがきも年賀状も準備をせずに年明けに寒中見舞いの準備をすることにしましょう。
ちなみに購入済みの年賀はがきは郵便局にて無料で交換してくれます。
喪中の時の年賀状交換方法
郵便局の窓口に購入済みの年賀はがきを持っていきます。窓口で喪中のため年賀はがきを交換してほしい旨を伝え、必要書類を記入します。
※この書類にご逝去された方の名前や続柄を記入します。
すると無料で以下のものと交換してくれます。(通常は1枚5円の交換手数料がかかります。)
- 切手(弔事用切手もOK)
- はがき
- レターパックなど
- 郵便書簡
現金での返金はしていませんので、弔事用切手や寒中見舞いに使えるはがきに交換し、年明けの寒中見舞い送付などに役立てましょう。
また、無料交換の時期は年賀状販売時期の間のみとなりますので、注意しましょう。大体1月の第2金曜日が年賀状の売り止め時期になっています。
喪中のときに年賀状が届いたらどうする?
12月に近親者が亡くなった場合、喪中はがきを送らないとなると先方から年賀状が届いてしまいますが、その場合は寒中見舞いに「喪中のため年賀状を送れなかった」旨を記載し、お詫びしましょう。
寒中見舞いは早くても1月7日以降に先方に到着するように送りますので、寒中見舞いを送る前に先方と話す機会があればその時に口頭で喪中のため年賀状は控えさせていただきましたと伝えてお詫びをし、改めて寒中見舞いをお送りしましょう。
まとめ
御家族がご逝去されるといろいろと大変なことが多いですが、12月の年末に亡くなられた場合にはいろいろとやることが立て込んでいて大変な時期でもありますね。
喪中はがきや年賀状に関しては今年は送らず、来年寒中見舞いをお送りすることで対処していきましょう。
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