- 実はゴーヤの苦味が苦手
- 苦味を上手にとる方法や食べ方を知りたい
夏野菜の代表ともいえるゴーヤ。美味しいのですが、苦すぎる味はちょっと苦手…子供にも食べさせたいけど苦くてなかなか食べてくれないと悩んでいませんか?
今回はゴーヤの苦みをとる方法や切り方、苦みが気にならない美味しいゴーヤの食べ方についてご紹介します。
ゴーヤの苦味を取る方法
ジーンと苦いゴーヤの苦み。この苦味が好きという方もいればやはり苦手という方も多いもの。
ゴーヤの苦みをとるにはゴーヤの中についている「種や白い綿を上手にとること」が大切とよく言われますが、実は白いわたのぶぶんには苦みを感じる成分はあまり入っていないのです。
ゴーヤの苦みは緑のボコボコにあり!
ゴーヤの苦み成分は緑色の濃い外側の部分に多く含まれており、「モモルデシン」という物質が原因です。このモモルデシンは苦み成分でもあるのですが、疲労回復効果や胃の粘液を増やす成分も含まれているため、夏バテなどで弱った身体に有効なのです。
ゴーヤの苦みを少しでも取り除きたい場合はピーラーなどでデコボコの部分を削り取ると良いでしょう。
他にも熱を入れたりアルコールをふりかけると苦みが抜けるので薄切りにして熱湯でさっとゆでたり、焼酎などをふりかけてレンジで2~3分チンするのも効果的です。あまり加熱しすぎるとゴーヤ独特の食感がなくなりますので、注意してくださいね。
ゴーヤの苦くない切り方
ゴーヤは薄く切れば切るほど苦みが抜けやすくなります。苦みをできるだけとりたいのであればゴーヤの外側のデコボコをピーラーでとってから縦半分に切り、両端の固い部分を切り落とします。そのあと白い綿をスプーンなどで取り除き、薄切りにします。
ゴーヤを塩もみ&砂糖もみすると苦みが軽減される!
ゴーヤは塩と砂糖をもみこんでから熱湯でゆでるとさらに苦みが抜けます。
ゴーヤを塩と砂糖でもむときはゴーヤ1本に対し塩:砂糖=小さじ1:2の割合でもみこむと良いでしょう。ゴーヤを薄切りにして塩小さじ1、砂糖小さじ2をもみこんで10分放置した後に熱湯でゆでます。
ゴーヤの苦みをとる方法まとめ
- ピーラーで外側のデコボコを取り除き、
- 出来るだけ薄く切り、
- 塩と砂糖をもみこみ、
- 熱湯でゆでる!
この方法を使えばかなりゴーヤの苦みは抜けてくれるはずです。
しかしゴーヤの持ち味は苦みと触感です。あまり薄く切りすぎると触感が物足りなくなってしまいますので、注意しましょうね。
ゴーヤの苦くない食べ方
ゴーヤは卵や豆腐で炒めるゴーヤチャンプルーや油で揚げるてんぷら、素揚げにするゴーヤチップスなどにすると苦みがまろやかになったり、苦みを感じにくくなります。
また、お子様がゴーヤを召し上がるときにはツナなどを混ぜたりするのも良いですし、ゴーヤチャンプルーにした時の味付けを「味噌味」にするのも苦みがまろやかになるのでおすすめですよ。
まとめ
ゴーヤの苦味は美味しいですがあまりきつすぎても不快に感じてしまうことがありますよね。今回こそは上手に下処理をして美味しいゴーヤ料理を楽しみましょう。
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