- 土鍋が新品なのに臭い・・・
- 土鍋の新品にとぎ汁を使うのはなぜ?
- おかゆを作っても代用できる?
土鍋の新品が臭い理由
土鍋が新品なのに臭いのは泥や土の臭い、製造時の工場の臭いや梱包用の発泡スチロール、段ボールの臭いがついている場合があるためです。
その土鍋をそのまま使うと食品に臭いがついてしまったり、土鍋の細かい穴に煮汁などがいやな臭いとともに入ってしまい、とれなくなってしまうこともあります。
また、細かい穴のせいで新品の土鍋は割れやすく、少しの衝撃や急加熱で割れてしまうこともありますので、次の方法を使ってしっかりと予防しましょう。
土鍋の新品にはとぎ汁を使うのはなぜ?
前述したように新品の土鍋には細かい穴が開いています。その穴を埋めるために新品の土鍋をおろすときはコメのとぎ汁や小麦粉のでんぷん質で穴をふさぐことが必要です。米ぬかでも大丈夫です。このことを「目止め」と言います。
目止めのやり方
1、まず土鍋を綺麗に洗って土鍋の外側と底の水分をしっかり拭き取ります。底が濡れていると土鍋が割れることがありますので注意しましょう。
2、コメのとぎ汁は8分目、小麦粉や米ぬかは7分目まで水を張ったところに小さめのコップ1杯分入れます。
3、中火にかけ沸騰したら弱火にします。強火で急激に加熱すると割れる場合がありますので注意しましょう。
4、弱火で30分ほど煮たら粗熱をとり、中の水分を捨てて綺麗に洗って乾かします。
土鍋の新品でおかゆを焚いてもいい?
新品の土鍋の臭いをかいでみてあまりにおわなければおかゆを作っても目止めと同様の効果があります。
おかゆは通常どおりの作り方になりますが、土鍋の外側はしっかりと水分を拭き取って使いましょう。先ほどと同様に急激に加熱すると危険ですので、注意しましょうね。
少しでも変な臭いが残っているとおかゆに臭いが移ることがあるので、そのような場合は最初からおかゆではなく、米のとぎ汁などを使って目止めしてから使います。
まとめ
意外と丈夫そうな土鍋も新品のまま何もしないととてももろくて危険です。臭いがあるときは綺麗に洗ってとぎ汁を煮たりおかゆを作ったりして、臭いと割れ防止に努めてくださいね。
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