- 手渡しだと失礼?
- 渡すときのマナーにはどんなものがある?
結婚式の招待状がやっと完成。さてこれを渡したいけど手渡しでは失礼にならないのか、切手代をケチっていると思われないかそんな風に悩んでいませんか。今回は招待状を渡すときのマナーや礼儀についてお話ししていきます。
結婚式の招待状を手渡しするのは失礼?
郵送で頂くことの多い結婚式の招待状ですが、実は手渡しで渡すのが一番失礼のない正式なマナーになります。
中には「郵送のための切手代をケチってると思われないかな?」と心配される方もいらっしゃいますが、全く心配無用です。逆にとても礼儀正しい方法ですのでご安心くださいね^^
結婚式の招待状を手渡しするときのマナーとは
結婚式の招待状は手渡しするのが正式なマナーではありますが、いろいろと注意点があります。
招待状を渡すときのマナー4つ
- 1、渡す時期に気を付ける
招待状を渡す時期は早すぎても遅すぎてもいけません。大体式の2ヶ月前に相手に手渡せるように準備しておきましょう。相手の都合が付かない時は多少前後することもありますが、そのときは以下のように一言添えるようにします。
- 早い場合は渡すときに「ちょっと早いですが、なるべく早くお渡ししておきたくて」と前置きをします
- 遅くなってしまうときは事前に電話で「今度●月●日に結婚式をすることになり、直接お渡ししたいのですがお渡しする時期が少し遅くなってしまいますので、詳細をお伝えしてもよろしいでしょうか?」と先に断りを伝えておきましょう
- 2、住所は書かない
手渡しするときは相手の住所は記載せず、相手の名前だけ書いて手渡します。また、郵送用の切手を貼る必要もありません。住所や切手が貼ってあると「本当は郵送しようと思ったんだけど…」ということが相手に伝わって失礼にあたります。
- 3、返信用はがきには忘れずに切手を貼っておく
手渡しするときに郵送用の切手は必要ありませんが、返信用はがきの切手は必要です。切手を封筒に同封するだけではなく、きちんと返信用はがきに貼って渡しましょう。このときの切手は慶事用切手を使います。
- 4、封はしない
つい封筒の封をしてしまいそうになりますが、結婚式の招待状のような縁起物ははさみなどの刃を入れると縁起が悪いとされていますので、封はせずに渡します。納まりが悪いときは小さめのシールでとめるようにしましょう。
結婚式の招待状を手渡しするときの礼儀とは?
結婚式の招待状を手渡しするならなるべく礼儀正しいと思われたいものです。特に目上の方に渡すときは十分気を付けましょう。
招待状の渡すときの礼儀
- 1、2人そろって渡す
新郎側のゲストも新婦側のゲストも「2人の結婚を祝うため」に出席してくださいます。そのため、手渡しで招待状を渡すときも2人そろって渡すのが一番礼儀正しい方法です。
ただし友人などのように新郎のみ、新婦のみ面識があるような方の場合は必ずしも2人そろって私に行く必要はありません。
両方面識があるのにやむを得ず、片方だけで渡しに行く時は事前に「どうしても新郎(新婦)側の都合がつかず、大変失礼かとは存じますが、一人で伺ってもよろしいでしょうか。」と断りの電話を入れておきましょう。
- 2、渡す順番にも注意
目上の方に招待状を渡すときはなるべく位の高い方から渡すのがベストです。たとえば同じ職場の方で何名にも渡すことになった場合、位の高い人に渡す前に位の低い人に渡した場合、その人から上司に招待状をもらったことが伝わってしまい、「私はまだもらっていない!」と嫌な思いをされる可能性があるからです。
- 3、電話でアポをとっておく
招待状を渡すときは突然渡しに行くのではなく、事前に電話などで「結婚式の招待状を渡したいのですがいつがご都合よろしいでしょうか?」と確認の電話を入れましょう。このときにも位の高い方から確認をしていきます。
- 4、お願い事は招待状を渡すときにお願いする
祝辞や受付などをお願いする場合は招待状を渡すタイミングで一緒にお願いをします。できれば渡すときに突然お願いするのではなく、事前に電話などでお知らせしておくと、先方も心構えができてより丁寧です。
まとめ
招待状を手渡しするときも様々なマナーや礼儀があります。結婚式の準備は新郎新婦にとっては慣れないことが続きますが、相手が気持ちよく結婚式に出席できるように気を配って良い印象を持たれるようにしたいですね。
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