紫色のふくさ(袱紗)を持っているんだけど…
- 結婚式にも使える?
- 失礼じゃない?
- 柄はついていてもいい?
- 結婚式の袱紗のマナーが知りたい!
結婚式に初めてお呼ばれされるといろいろと準備しなくてはならないものが出てきて大変ですよね。
おうちに紫色の袱紗があるのを見つけたはいいけれど結婚式に使ってもいいのかどうか悩んでしまうこともあると思います。
今回は結婚式のふくさは紫色でもいいのか?柄や作法などのマナーについてもご紹介いたします^^
結婚式のふくさは紫色でもいい?
結論から申し上げますと、紫の袱紗は結婚式用にも使えます。
なお、紫の袱紗といっても濃い紫色と薄い紫色(藤色)のものがありますが、どちらの色を結婚式に使って問題ありません。
濃い紫色であればお葬式などの弔辞用にも使えますので、一つ持っていると冠婚葬祭のどの場面でも使えるので便利ですよ。
ただし、薄紫は弔辞用には使えません。
また、薄紫は結婚式にもっていくときに照明によっては弔辞用に使う灰色に見えることもあります。
黒に近い濃い紫なども弔辞用の袱紗に間違えられることがありますので注意しましょう。
結婚式場の照明は暗めの落ち着いた雰囲気のところが多いですが、外からの明かりがまぶしく入ってくる場合もありますので、
間違えられそうな色のふくさは避けたほうがいいかもしれません><
ちなみに結婚式などの慶事用の袱紗の色にはえんじ色、ピンク、オレンジなどの華やかなものが使われることが多いです。
またハンカチがあればそちらでも代用が可能です。
結婚式のふくさに柄がついていてもいい?
紫のふくさでも、種類によってはお花や市松模様などの柄が入っている場合があります。
基本的に結婚式のふくさは無地=柄なしがいいとされていますが、
柄が入っているものでも絶対に使ってはいけないということはありません。
ただし、柄の種類には注意が必要です。
- 結婚式にもっていってもいい柄…松竹梅、扇、亀甲、レース
- 結婚式にふさわしくない柄…しま模様、市松模様、格子柄
結婚式に向かない柄はお祝い事以外の普段使い用の柄なので、避けたほうがよいでしょう。
また、ろうけつ染めといって、模様が白く脱色されたように見える柄も避けたほうが良いといわれています。
結婚式のふくさのマナー
結婚式で使う袱紗にはいろいろなマナーや決まり事、ルールがあります。
ご祝儀袋を渡す直前まで袱紗に包んでおく
ご祝儀袋を結婚式場で渡すときに行列ができて待たされることがありますが、並んでいるときにご祝儀袋を袱紗から出してしまうのはマナー違反です。
渡す直前に袱紗から出すようにしましょう。
ご祝儀袋を袱紗から出すや渡すときにもマナーがある
ご祝儀袋を袱紗から出すときや渡すときにもきちんとしたマナーがあります。
詳しくこちらのページでまとめていますので、当日までにチェックしておきましょうね。
↓
ご祝儀袋のマナーもしっかり押さえておこう
袱紗に包むご祝儀袋の選び方や書き方にもマナーがあります。
間違えて恥ずかしい思いをしないようにしっかり押さえておきましょう。
↓
まとめ
結婚式に紫の袱紗を使ってもよいとのことでした。
すでに紫色の袱紗をお持ちの方はそのまま使えますね^^
紫の色の濃淡については濃い紫でも薄い紫でもよいですが、慶事弔辞のどちらでも使いたい場合は濃い紫を持っておくと安心です。
結婚式にはいろいろなマナーが必要でいろいろと悩むこともありますが、一度学んでおくと2回目以降はだいぶ楽ですので、知識を蓄えておきましょうね。
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