- 保湿クリームを塗っているのに全然よくならない。
- ケアの方法が間違っているのかな。
- どうしたらいいのか教えて!
気になるかかとのひび割れやガサガサ。
保湿クリームできちんとケアをしているつもりなのになかなか治らない場合は意外なことが原因なのかもしれません。
今回はかかとのひび割れの綺麗な治し方とガサガサする原因別の正しいケアの方法についてご紹介します。
かかとのひび割れの治し方
かかとがひび割れてしまうのは多くの場合、かかとが乾燥してガサガサになってしまっていることが原因です。
かかとがガサガサになっているときに効果的なのはやはり保湿クリームを塗ることですが、保湿クリームをただ塗るだけではほとんど効果がありません。
かかとがガサガサしているときはまず固くなった角質を落とすことから始めましょう。
本来であればガサガサの中の皮膚を保湿して潤すことが重要なのに、ガサガサしている古くなった角質の上から保湿クリームを塗っても皮膚には到底たどり着かないからです。
保湿クリームを塗る前にはお風呂に入ってガサガサになった角質を柔らかくし、軽石などで軽くこすって落としてから保湿クリームを塗るようにしましょう。
かかとに塗ったクリームは歩いているうちに取れやすいので、出来ればラップを用意してクリームを塗った後にパックし、靴下を履いておくとクリームが取れるのを防ぐことが出来、保湿クリームのうるおい成分が皮膚まで浸透しやすくなります。
かかとがひび割れて痛い時の保湿クリームの選び方
かかとから血が出たり歩けなくなるほどかかとのひび割れが重症の場合、保湿クリームの種類によっては傷口などにしみてしまうことがあります。
そのようなときには刺激の強い尿素入りの保湿クリームは使わないようにしましょう。かわりに「セラミド」という保湿成分が入っているクリームを使うとしみにくくなるといわれています。
※ただ、ものによってはセラミド以外の成分によってしみてしまうことがありますので、最初は少量を患部に塗ってみてしみないかどうか試してみてくださいね。
また、保湿クリームだけで改善しないときにはコレを使うと症状が改善することがありますよ^^
よろしければためしてみてくださいね。
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かかとのひび割れは食べ物で改善しよう
かかとのひび割れは食べ物にも気を付けて体の内側からも少しずつ改善していきましょう。
先ほどご紹介したセラミドは実は食品にも含まれています。
多く含まれている食材としてはこんにゃくやしらたきなどのプルプルとしたものや豆類などがあります。
また、お肌の乾燥を改善するにはビタミンCも大切です。
ビタミンCはぷるぷるお肌を実現するためのコラーゲンの成長を促してくれたり、身体の老化を防止する抗酸化作用があるといわれています。
ビタミンCはいちごやアセロラなどの果物、赤ピーマンやブロッコリーに多く含まれています。
また、うなぎやレバーなどに多く含まれるビタミンAには粘膜のうるおいを保つ働きがあり、皮膚の乾燥対策にも効果的と言われています。
かかとのガサガサが治らないときは?
お風呂上りに保湿クリームを毎日塗って、ラップでパックもしているのに、いくら経っても治らない、という場合にはもしかするとほかの原因が関わっている可能性もあります。
かかとのガサガサは水虫が原因かも
足の病気といえば水虫ですが、水虫は指先にだけ出来るものではありません。
実はかかとにも水虫が出来ることもあり、冬場の乾燥している時期以外にも1年を通じてかかとがカサカサしている場合には水虫の疑いがあります。
見た目は乾燥でがさがさしているのか、水虫でがさがさしているのか見分けるのがとても難しいので、皮膚科を受診しましょう。
皮膚科できちんと症状に応じた「薬」を塗っていくと劇的に症状が改善することがあります。
かかとのガサガサの原因を突き止めよう
かかとが「乾燥によるカサカサ」であれば、お風呂などで皮膚を柔らかくした後に軽石などでこするのは有効ですが、
「水虫によるカサカサ」だった場合、軽石でこすっても簡単に落ちるものではありません。
また、一見落ちたとしても水虫の原因となる白癬菌(はくせんきん)が残ったままとなりかさかさを繰り返してしまいます。
また、かかとに傷がついて逆に症状を悪化させる要因にもなりますので、早めにガサガサの原因を突き止めることが大切です。
ガサガサの原因によって適切なかかとのケアは変わってきますので、保湿クリームを使ったケアを2~3週間試してみて
改善が全く見られない場合には皮膚科での相談を検討して頂くと良いと思います。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥とも言いますので、最初はガサガサかかとを見せるのが恥ずかしいかもしれませんが、勇気を出して聞いてみるのが、ガサガサ解消の第一歩になるかもしれませんよ。
まとめ
水虫なのか、単なる乾燥によるガサガサなのかは、皮膚科医でもすぐに判断するのは難しいと言います。
症状を悪化させないためにも自己判断はしないように気を付けましょうね。
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