- 鰻以外のメニューどうしよう?
- どんなおかずや付け合わせがいいかな?
うなぎに合うおかずって探すのがなんか大変というか面倒というか…どうしても適当になってしまいませんか?もちろんそれでもいいんですが、出来れば栄養バランスの取れた食事を食べられたらいいですよね。今回はそんなあなたに栄養バランスばっちりのうなぎに合うおかずや付け合わせ、レシピをご紹介します。
うなぎに合うおかずって?
うなぎを食べる日にはうな丼やうな重にして食べることが多いと思いますが、意外とうなぎは脂っこくてしつこい味がするもの。しかもタレが甘かったりするので、口の中がさっぱりと口直しが出来るものが欲しいですよね。
うなぎの付け合わせとおかずといえばこれ!
そんなうなぎメニューにぴったりなのがお漬物の奈良漬ですね。でも奈良漬の独特な味が苦手という方もいらっしゃると思います。そんなときはしば漬けやきゅうりのぬか漬けなども付け合わせとしておすすめです。
夏はさっぱりと酢のものもいいですね。わかめやキュウリ、タコなどと合わせるととっても美味しいです^^
また、成長期のお子様などにおすすめなのは卵焼きや茶わん蒸しなどの卵料理。卵は栄養満点なので夏バテ防止にも効果的です。
もう少し野菜が食べたいというときには大根サラダなどの生野菜もいいですね。生野菜にボリュームが欲しい時はお豆腐やささみなどをゆでたものをのせても美味しいです。
煮物でもたくさん野菜を採ることが出来ます。ただ、煮物を作るときは味付けに注意しましょう。筑前煮などにしてしまうと甘辛い味がうなぎとかぶってしまいますので、鶏肉などをだしと塩で煮込んだ塩煮込みがおすすめです。
うなぎメニューは副菜で栄養バランスを!
うなぎはビタミンAやビタミンDが多く含まれており、ミネラル分も豊富な高栄養食材です。でもそんなうなぎにも不足している栄養素があります。
それがビタミンCと鉄分です。
ビタミンCの多い野菜を一緒に食べて栄養バッチリ!
ビタミンCというとレモンなどの柑橘系を思い浮かべることが多いと思いますが、野菜にも豊富に含まれています。
夏野菜のモロヘイヤ、パプリカ、ピーマンなどにはビタミンCが豊富に含まれており、うなぎを食べる機会の多い夏にはぴったりです。
- モロヘイヤは湯がいて、お醤油やつゆの素などをかけておひたしに。
- パプリカはサラダに入れて生野菜として。
- ピーマンは細長く千切りにして塩昆布と混ぜるとさっぱりして口直しにぴったりです。
鉄分の多い食材を一緒に食べて栄養バッチリ!
鉄分はレバーなどに多く含まれますが、うなぎにレバーはちょっとくどいですよね><
そこでうなぎを食べるときにおすすめなのが、しじみ汁やうなぎの肝吸いなどの汁ものです。土用の丑といえばうなぎが代表格ですが、一緒にしじみを食べる風習があるのをご存知でしょうか。
土用の季節は季節の変わり目と言われており、胃腸が弱りやすい時期と言われています。しじみは二日酔いなどに効果的で、「腹薬(腹の薬)」とも言われています。しじみは鉄分も豊富なので、うなぎの栄養素をおぎなうためにも、土用の丑の日の食事にはピッタリなのです。
また、うなぎの肝にも鉄分は豊富に含まれていますので、うなぎに合わせる汁ものには「しじみ汁」か「うなぎの肝吸い」と覚えておいてくださいね。
他には卵にも鉄分が豊富にふくまれていますので、ぜひ取り入れてみてください。うなぎと卵で作るう巻き(卵焼きの中にうなぎを入れたもの)やうな玉丼(親子丼の鶏肉をうなぎに変えたウナギの玉子丼)も栄養バランス的にはピッタリなレシピなんですね。
まとめ
鰻を召し上がるときにはなかなか「一緒に食べるおかずが思いつかない」と思ってしまうことがありますが、こんなにたくさんのアイデアがあります。基本は「さっぱりしたもの」をイメージして献立を立てると口直しができるので、より鰻を美味しく召し上がることが出来ます。ぜひ参考になさってくださいね。
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