折りたたみ傘がなんだか臭い・・・
- 何とか匂いを取る方法はないの?
- あまり水もはじかないんだけど復活させる方法はあるの?
私が使っている折りたたみ傘は約3年ほど使っているのですが、最近使うたびに嫌な臭いがするのが気になるようになってきました。また、撥水もあまりしなくなってきて何とかしたいと思うように。
今回は折りたたみ傘のニオイをとる方法と撥水効果を復活させる方法についてご紹介します。
折りたたみ傘の臭いはなかなか取れない・・・
つい折り畳み傘を濡れたまま放置してしまって、次に開いたときに嫌な臭いがプーン・・・そんな経験はありませんか?折りたたみ傘は便利な一方、たたんだままそのままにしてしまって臭くなってしまうことが良くあります。最初はすぐ干すことで多少匂いがとれたとしても使い続けていくとこの臭いは蓄積してしまうものです。なんとかニオイをとる方法はないのでしょうか。
傘の臭い対策3つ
傘の嫌なニオイの多くは雑菌の繁殖によるものです。次の方法で臭いを軽減させることができますので、ぜひ試してみてくださいね。
傘の臭いを日光でとる!
お日様にあてた布団などはとてもいい匂いがしますよね。傘も天日干しをすることによって菌を殺菌することが出来、においが軽減します。ただ、直射日光に当てると傘の生地が傷むことがあり、撥水効果もだんだん弱まってしまいますので、頻繁に行うことは避けましょう。
折りたたみ傘の臭いを重曹でとる!
重曹には腐敗したもののニオイを取り除く消臭効果があると言われています。布やキッチン用品などの消臭に使われることのある重曹ですが、傘のニオイ取りにも効果的と言われています。折りたたみ傘であれば、水1リットルに対し30gの重曹をとかした重曹水をバケツなどに入れ、そこに一晩つけておきます。つけ終わったら真水で洗い流し、陰干しすればOK。普通の傘などの場合には重曹水を綺麗なぞうきんなどにしみこませ、傘を拭き取るようにして臭いをとりましょう。
傘の臭いを洗剤でとる!
傘の嫌な臭いは洗濯物の生乾きの臭いの原因とほぼ同じですから、ワイドハイターなどの酸素系漂白剤を使って臭いをとりましょう。40度くらいのお湯1リットルに対してワイドハイターを10ml入れ、綺麗なタオルなどに浸して、傘を拭きます。そのまま陰干しして乾いたら臭いをチェックしましょう。臭いがなくなるまでこの作業を繰り返してください。塩素系漂白剤は金属部分が錆びる恐れがありますので、重曹の時のようにつけ置きしない方が良いです。ただ、漂白剤を使用すると傘の表面についている撥水剤の効果が落ちてしまいますので、あまり頻繁に行わないようにしましょう。
折り畳み傘の撥水を復活させる方法
私の折りたたみ傘は撥水効果もだいぶ落ちてきてしまっているので、より水分が傘の布部分に残り、臭いがこもりやすいような気がしていました。そこで傘の撥水能力を復活させる方法もご紹介いたします。先ほどのニオイ取りを試してみて撥水効果が落ちてしまった場合にもぜひやってみてくださいね。
傘は表面にフッ素樹脂による加工がされており、このフッ素樹脂の繊維が立っていることで水をはじく効果を持っています。ただ、このフッ素樹脂は油分に弱く、使い続けていくうちに手の油などが蓄積し、どんどんヘタレてきてしまうので、水をはじかなくなってきてしまいます。
ただ、フッ素樹脂は熱が加わると再び立ち上がる性質がありますので、ドライヤーなどを使って熱風を当てると再び繊維が立って撥水効果を取り戻してくれます。ドライヤーは熱くしすぎないようにして傘から30センチほど離して当てるようにしましょう。そうしないと布自体が傷んでしまいます。
全体に軽くドライヤーをかけ終わったら雨の日に使ってみてください。そこで水をしっかりはじくようになっていればよいのですが、まだ撥水効果が戻っていないようなら再び熱風を当てるなどして少しずつ様子を見ていくようにしましょう。2回行って水をはじいてくれないようなら、傘自体の劣化も考えられますので、買い替えも検討してみてくださいね。
まとめ
雨の日にはお気に入りの傘を持ってお出かけされる方も多いと思います。臭いがついてしまったり撥水効果が落ちてしまってもできるだけ自宅で改善して長く使ってあげたいですね。
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