落としても落としても出てくる風呂場のカビ・・・
- 何度も掃除するのって面倒くさい!
- 一体どうやって予防したらいいの?
- もういい加減何とかしたい!
家じゅうどこにでも繁殖する生命力の強いカビですが、中でもお風呂場のカビに悩まされている方は多いと思います。
何度掃除しても数日後にはぽつぽつと現れてくることもありますよね。
うちのお風呂場もすぐカビでところどころ黒くなったりして(;_;)
小さい子供がいるからなかなかカビ取りもできないし、
何とか掃除する手間を減らしたいな~といつも思っていました。
今回は掃除の手間を一気に減らす!お風呂のカビの予防法を徹底的に調べてみました^^
掃除がしにくいタイルや天井にカビが生えにくくなる超簡単な方法もご紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね!
お風呂のカビ予防の原則
お風呂にカビが生えないようにするためにはカビの発生する条件を極力減らしていく必要があります。
カビの発生条件とは
- 温度
- 湿度
- 栄養
の3つが主なものといわれています。
温度は20~30度くらいが最もカビが生えやすいといわれていますが、カビは5度以上の温度があれば生えることもあるそうです><
たしかにうちの浴室は夏場はもちろん、氷のように寒い冬場も、しっかり黒カビちゃんが繁殖しています・・・
「カビ予防のためにお風呂上りには浴室全体に冷水をかけておきましょう」というのをよく聞きますが、
完全な予防法ではなかったということなんですね><
また、カビは人の皮脂やせっけんかす、シャンプーやリンスなどのほかにゴムパッキンなどのゴム製品まで栄養にしてしまいます。
栄養分を完全に取り切るのは難しいですが、できるだけ残さないようにすることがカビ予防への第一歩となります。
そこで、カビの発生条件をなくすとともにカビを予防するのに効果的といわれている方法が
- 50℃以上の熱湯をかける
ことです。
意外と簡単♪
しつこいカビも所詮(?)は生き物。
熱湯を5秒以上かけると死滅してしまうそうです。
熱湯はできれば毎日かけたほうがやはり効果的なのですが、それですら面倒という場合には、
1週間に1度50度以上の熱湯を5秒間かけるようにするだけでも効果があるそうです。
カビが成長するまでには1週間以上はかかるので、週に一度熱湯で死滅させることでカビが生える前に予防することができるというわけなんですね。
熱湯消毒は浴室内や浴槽だけではなく、洗面器やお風呂のふた、椅子、シャンプーボトルの底など、カビが生えやすいところにしておくといいですね^^
お風呂のタイルのカビ予防
お風呂のカビ予防には熱湯を5秒以上かけるのが効果的とお伝えしましたが、
この方法が効果を発揮できるのは平らな床や壁など、表面につくカビを防ぐこと。
タイルの目地やゴムパッキンの奥のほうに入り込んだカビは、残念ながら5秒あてただけでは死滅させることはできません。
でも1ミリほど奥に入り込んだカビなら50度以上のお湯を1分半かけることで死滅させることができるらしいです。
お風呂のお湯の設定温度を50度以上にできる場合にはもっと高温にしたほうがお湯をかける時間を短縮することができますね^^
・・・とはいえ、1か所に1分半もお湯をあて続けなければならないということは
浴室の壁全体がタイルでおおわれていたら全体を殺菌するのは大変時間がかかりますよね。
(というか面倒><)
そのため、実際のところは黒カビが目に見えているところやいつも掃除しているような箇所をメインで行っていただくとよいと思います
お風呂の天井のカビ予防
いくら熱湯でカビを殺菌できるとしても、お風呂場の天井に熱湯をかけるわけにはいきませんよね。
やけどしちゃう><
そのため、お風呂の天井は別の方法でカビを防止しましょう。
お風呂の天井のカビ予防に有効な方法が、消毒用エタノールなどのアルコールを使うこと。
とはいってもアルコールを直接吹きかけるのではなく、アルコールを雑巾などにしみこませて固く絞ったあと、柄付きのワイパーなどにくっつけて使います。
このワイパーで天井全体をふき取るようにして殺菌しましょう。
アルコールにもカビ予防の効果があるとされていますし、蒸発しやすく塩素系のカビ取り剤に比べて臭いもなくなりやすいので、赤ちゃんがいても安心です。
ただし、アルコールも刺激臭がしますので、マスクをして換気をしっかり行った状態で使うようにしましょうね。
また、手荒れすることがありますので、ゴム手袋やビニール手袋で手を保護しましょう。
天井は届きにくいので、つい後回しにしがちですが、上からカビの胞子が飛んできていろいろなところにカビを発生させる要因にもなります。
天井は一度カビが発生してしまうと掃除がめちゃくちゃ大変な場所になりますので、
週に一度のアルコール殺菌でしっかり予防していきましょうね。
カビ予防をしてもまたカビが生えてしまうときは?
これまでご紹介してきたカビ予防法を行っていたのに、
またカビが生えてきちゃったんだけど!
ということもあるかもしれません。
カビは生命力がとても強いので、少しでも残っているとまたすぐにカビが繁殖してしまいます。
もう一度きちんとカビが落とせているかどうか、以下の記事を参考に確認してみてくださいね^^
↓
黒カビがなかなか落ちないときは?
カビは表面についているだけならそのままこすったりアルコールや重曹、酢を使えば落ちますが、
黒い跡が残ってしまうこともすくなくありません。
カビは黒い跡が残っていても死んではいますが、黒いカビの色はそのまま残ってしまうんですね。
「見た目が悪いから真っ白に綺麗にしたい!」というときには
「漂白」しない限りはきれいになりません。
黒カビを漂白できるのはカビキラーなどの塩素系のカビ取り剤になりますので、このときはカビ取り剤のお世話になりましょう。
まとめ
「冷水でカビ予防」というのはよく聞く気がしていましたが、お湯でカビ予防ができるのはちょっと意外でした。
でも、お湯でカビ菌を殺菌した後に浴室をそのままにしておくと、
カビの大好きな高温多湿の状態になってしまいますので、お湯をかけ終わった後はやはり冷水でお風呂の温度を下げておくようにしましょう。
カビが生えてしまった後のカビ取りは本当に面倒なので、カビをはやさないために、
今回ご紹介した方法を使って速攻カビ予防をしていきましょうね^^
コメント