- 家族がかかったらどうすればいい?
- うつらないためにはどうすればいい?
- 予防接種は今からじゃ遅い?
今回の記事ではインフルエンザに家族がかかったときにうつらない方法、予防接種の効果がある接種時期についてお話していきます。
インフルエンザに家族がかかったらまずするべきこと
インフルエンザに家族がかかったら・・・心配でもありますが、自分もうつってしまわないかも心配ですよね。
家族は狭い空間で一緒にいる時間が長くインフルエンザがうつる可能性は低くありません。
かかってしまった人とそうでない人でそれぞれしっかりと対策を行っていきましょう。
かかってしまった家族はどうする?
他の家族と離れた部屋で過ごす
インフルエンザにかかってしまった家族はできるだけ離れた部屋で一人で過ごしてもらうようにします。
食事は別々に取る
食事も別々の時間にとるようにし、できるだけほかの家族と一緒に過ごす時間を少なくします。
共有して使わない
もちろん食事の時の食器や手を洗った後のタオルなどは共有せず別々のものを使いましょう。
ティッシュはごみ袋に入れてしっかり口をしばる
また、インフルエンザの治りかけ時期には鼻水が多く出ることがあります。
使ったティッシュはビニールなどに入れた後しっかりと口を閉じておきます。
これは鼻水にインフルエンザウイルスがたくさんついているためですので、面倒ですが徹底するようにしましょう。
インフルエンザに家族からうつらないための8つの方法
つぎは家族ができるうつらないための対策です。
8つありますが簡単なものですので、ぜひ日ごろから実践してみてくださいね。
1、うがい手洗いを徹底する
何と言っても風邪予防にはうがい手洗いが欠かせません。
外から帰ってきたときだけではなく、こまめにするようにしましょう。
特に就寝中は口腔内にウイルスが溜まってしまうことがありますので、朝一番のうがいも習慣化すると良いでしょう。
2、マスクや手袋をできるだけ着用する
風邪予防にマスクはもちろんですが、手袋をすることによって手からウイルスが体内に入るのを防ぐこともできます。
3、人混みを避ける
人の多いところにはウイルスが蔓延しがちです。
できれば不要な外出は避け、人に触れる機会を減らすのが大切です。
4、外に出るときは共有するものに直接手を触れない
スーパーのかごやカート、扉の取っ手など、他の人も触れる場所には直接触れないようにします。
最近ではアルコール除菌用のスプレーが置いてあることも多いのでそちらを活用しましょう。
5、換気・加湿をする
ウイルスは乾燥した空気が大好きです。
同じ空気がこもっていると家の中に入ってきたウイルスが外に出ていきませんので、換気をし、加湿器などで加湿しておくと良いでしょう。
部屋の加湿方法は次の記事でまとめています^^
↓
6、食事運動に日ごろから気を付けておく
ウイルスに抵抗するには体力をつけておくことも必要です。
バランスの良い食事、適度な運動は予防にも健康にも効果があります。
7、スポーツドリンクを買っておく
インフルエンザのときには熱が上がり汗をかくので水分とミネラルが不足しがちです。
身体が辛いときに重いものを買いに行くのは大変ですので、事前に買い置きしておくと安心です。
8、洋服はこまめに洗う
中にはカーディガンやジーパン、ストール、マフラー、手袋などなかなか洗わないものもインフルエンザの時期にはウイルスが付着していることがありますので、できるだけ毎日洗うようにしましょう。
インフルエンザ予防接種は今からじゃ遅い?
家族がインフルエンザにかかったときに「予防接種を受けるのを忘れていた!」と焦ってしまうかもしれません。
予防接種を受けてから効果が出始めるまでの時間は?
インフルエンザの予防接種が効果を発揮するには約2週間ほどかかるといわれています。
そこで、「今から受けても遅くないか?」の判断材料としてのチェック項目を4つ挙げますので、一度確認してみてください。
- インフルエンザの流行時期を確認しておく
インフルエンザにはA型とB型があります。
A型は毎年流行し、B型は流行しない年もありますが、流行の時期はA型のあとになるのが一般的です。
インフルエンザA型の流行時期は大体11月下旬から2月初旬までが多いので、11月中旬~1月ごろまでなら予防接種を受けるのが遅いということはないでしょう。
インフルエンザの方の違いについては下記の記事にまとめています^^
↓
>>【関連記事】インフルエンザの型の違い 初期症状と検査はいつ受けるのがいいか
- インフルエンザは複数回かかることもある
インフルエンザはシーズンに一度かかったら2度はかからないというものではありません。
A型とB型など、型が違えば2回かかる恐れもあります。
特に、B型の場合は3~4月の春先でも流行することがありますので、注意しましょう。
- インフルエンザワクチンを受ければインフルエンザにかからないわけではない
インフルエンザの予防接種は100%予防効果があるかといったらそうではありません。
ただし、厚生労働省のHPより
65歳以上の老人福祉施設・病院に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。
とあることから、一定確率の予防効果はあると言われています。
- ワクチンには重症化を防ぐ効果がある
ワクチンにはインフルエンザに絶対かからないということは言い切れませんが、重症化を防ぐ効果は認められています。
乳幼児の場合は
乳幼児のインフエルエンザワクチンの有効性に関しては、報告によって多少幅がありますが、概ね20~50%の発病防止効果があったと報告されています。また、乳幼児の重症化予防に関する有効性を示唆する報告も散見されます。
※厚生労働省HPより
とあることから特に乳幼児や高齢者などの体力の少ない年代の場合にはワクチンによる重症化予防は特に有効なのではないでしょうか。
まとめ
毎年猛威を振るうインフルエンザ。
家族がかかったら心配になってしまいますよね。
インフルエンザがうつらないためには家族全員で予防していくことが重要です。
予防接種は時期によっては今からでも遅くありませんので、ぜひ今回の記事をひとつの参考にしてみてくださいね。
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