台所掃除で見つけたステンレスについた錆。ステンレスって錆つかないんじゃなかったの?こすってもこすってもなかなか取れない!そんなことってありませんか?
ステンレスの錆は見つけたらすぐに掃除するのが大切。ステンレスの台所についた頑固な錆を綺麗に掃除する方法、錆の原因を知って徹底的に予防していきましょう。
台所掃除でステンレスの錆を落とすには?
掃除の際に台所のステンレスに錆がついているのを発見してしまったら、次の方法を順番に試してみてください。
台所についたステンレスの錆を掃除する方法
- 台所の錆の部分にキッチン用のクレンザー(ジフなど)を付けてスポンジの柔らかい部分でこする。クリームタイプのクレンザーだと傷がつきにくいです
- 還元性漂白剤(ハイドロハイターなど)を少し振りかけて数分おき、こする。
- 重曹を濡らしたスポンジにつけてこすり、最後にお酢を入れたぬるま湯で拭く。
※ここで落ちない場合は残念ながら奥の方まで錆が進行していることになりますので、ある程度削り落とすことが必要です。
- クレンザーか還元性漂白剤をつけて、金属たわしでこする。縦横に動かしたり、円を書くように磨いてください。細かい部分は歯ブラシを使ってこする。
- 錆の部分にキッチンペーパーを置き、お手洗いの掃除などに使うサンポールをしみこませて10分ほど置く。そのあとスポンジや金属たわしでこする
私はこの方法でいつも台所の錆を掃除しています。あまり頑固な錆は残ることがありますがほとんどの錆は綺麗に掃除できます。ステンレス部分は傷つきやすいので、こするときはあまり力を入れすぎないようにしてくださいね。
ステンレスの錆の原因は?
錆びにくいとされているステンレスに錆がついてしまうのはなぜなのでしょうか。錆を綺麗に落とすにはある程度原因を知っておくことが大切です。原因を知ることによって錆の予防にもつながりますので、しっかり学んでいきましょう。
ステンレスの錆の原因
ステンレスに錆がつきにくいのは、ステンレスの表面に「酸化被膜」という保護膜があるためです。ただしこの酸化被膜は水分や塩分、油、酸性やアルカリ性の強いものに弱く、長時間接しているとできにくくなってしまうため、これがステンレスの錆の原因となります。
また、もらい錆といって、別の金属の錆がステンレスにくっついてしまうことがあります。これは決してステンレスが錆びたのではなく、ほかの金属の錆がついている状態です。それでも汚れを放置すると掃除しても落ちにくくなりますので注意しましょう。台所でもらい錆の原因となりやすいのは、金属製のたわしや、缶詰、包丁などです。
ステンレスの錆を予防する方法は?
以上を踏まえてステンレスが錆びないようにしっかりと予防していきましょう。
予防チェック表
- ステンレスが濡れてしまったらすぐに拭き取りましょう。
- 塩分の強い醤油や味噌がステンレスについたときはすぐに拭き取りましょう。
- ステンレスは塩素に弱いです。食器などに塩素系の漂白剤を使った後、ステンレスについた場合はすぐに水で洗い流し、乾いたふきんでしっかりと拭き取りましょう。
- 掃除をするときは還元性漂白剤を使いましょう。掃除の後は乾いたふきんでしっかりと水分を拭き取りましょう。
- もらい錆の原因となる金属製のたわしや缶詰、濡れた包丁、フライパンなどはステンレスの上に長時間放置しないように注意しましょう
まとめ
以上のことを実践していただければ台所のステンレスが錆びてしまうことはほとんどなくなるでしょう。ステンレスの錆は放置するとどんどん落ちにくくなります。もし台所で錆を見つけてしまったらすぐに掃除しましょうね。掃除の後は錆びにくくさせるため、予防法もぜひ試してみてくださいね。
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